画像のメタデータに含まれる可能性がある個人情報

各種ツールで作成した画像(特にPDF・JPG形式)には、アカウント名やソフト名がメタデータとして記録される場合があります。

SNS(X/Twitter、Instagram)に直接アップロードすると、多くの場合メタデータは削除されますが、ブログにアップロードしたりメール添付で送るとそのまま残ることがあります。

ツールごとのメタデータ残存の傾向

ツール・アプリアカウント名(作成者)使用ソフト名著作権情報位置情報(GPS)その他の個人情報例
Canva✅ 入ることがある✅ Canva❌(通常なし)❌(Webアプリのため)プロジェクト名が入るケースあり
Photoshop△(手動入力時のみ)✅ Photoshop✅(任意)❌(撮影ではなく編集用)バージョン情報が残ることあり
Lightroom✅ 残ることがある✅ Lightroom✅(設定可)❌(編集アプリ)作成日時など詳細な履歴
Illustrator△(一部保存形式で)✅ Illustrator❌(通常なし)ファイルコメントに個人名が入る場合あり
GIMP(無料)❌(基本なし)✅ GIMPOSのユーザー名が記録されることあり
iPhone(写真)✅(Apple ID由来)✅(機種名)✅ GPS付き撮影時刻・端末情報
Android(写真)✅(Google名)✅(機種名)✅ GPS付きキャリア情報・アプリ名が含まれることも
Snapseed✅(端末名・作者)✅ Snapseed❌(編集アプリ)編集履歴がExifに記録されることあり
LINEカメラ△(端末名)✅ LINE Camera✅(削除される場合あり)編集情報が残ることあり
Midjourney/AI画像❌(生成者不明)✅(AI名記録あり)❌(AI生成)著作権情報が空欄のままになる

注意するポイント

Canva/スマホ写真/Lightroom

アカウント名やGPS情報が自動で入ることが多い。

AI画像(Midjourneyなど)

誰が作ったか分からない=著作権欄が空でも誤解されるリスクあり。

LINEカメラやSnapseed

カジュアルなアプリでも編集履歴や端末情報が残るケースがある。

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