画像が編集されているか調べる方法
画像が加工かどうかを調べるには、AI生成かどうかの判定ツール(ジェネレーター特定型)、またはELA等による画像加工・編集歴確認ツール(フォレンジック型)を使用する方法があります。
画像判定ツールの選び方
AI生成かどうかを調べたいのか、Photoshopなど画像編集ツールでの加工がされているかどうかも含めて調べたいのかによって最適なツールを選択できます。
AI生成かどうかの判定ツール
AI生成かどうかの判定ツール(ジェネレーター特定型)は画像がゼロからAIによって生成されたものかどうかを判定するツール群です。
| 特定のAIモデル(MidJourney, DALL·E, Stable Diffusionなど)によって生成された可能性を分析し、AI由来のアーティファクトやパターンを見つけ出す |
| AIによって埋め込まれた電子透かし(SynthIDなど)やメタデータ(C2PAなど)の有無をチェックする |
ELA等による画像加工・編集歴確認ツール
ELA等による画像加工・編集歴確認ツール(フォレンジック型)は、画像が撮影された後に編集・加工された履歴がないかをチェックするためのツール群で、AIによって生成された画像にも、人間が撮影した写真の捏造確認にも使われます。
| クローン検出 | 画像内でコピー&ペーストされた領域がないかをチェックする |
| ELA | 画像を再圧縮した際のノイズのレベルを分析し、画像内でノイズのレベルが異なる部分(編集された可能性が高い部分)を特定する |
| メタデータ(Exif)分析 | 撮影に使われたカメラやソフトウェアの情報をチェックし、不整合な編集履歴がないかを探る |
AI生成かどうかの判定ツール(ジェネレーター特定型)
Hive AI-Generated Image Detection

画像だけでなく、動画にも対応しているのが特徴です。アップロードするかURLを指定して判定できます。
Hive AI-Generated Image Detection >>
User Local 生成AI画像チェッカー
日本語に対応しており、DALL·EやAdobe Fireflyなど、どのAIが生成した可能性があるかを判定します。C2PAやSynthIDといったメタデータ情報も調査します。
Decopy AI
AIが生成または改変した画像を識別することに特化していて、Eコマースや法律分野での利用も想定されています。
Undetectable AI
MidJourney、DALL-E、Stable Diffusionなど、主要な生成AIからの画像を分析し、人間が作成したものかAI生成されたものかを判定します。
画像加工・編集歴確認ツール(フォレンジック型)
Forensically

最も手軽かつ多機能なオンラインツールです。インストール不要で、ブラウザに画像をドラッグ&ドロップするだけで解析が始められます。
主な機能
| Clone Detection | 画像内の、コピー&ペースト(クローン)された箇所を自動検出 |
| ELA | JPEGの再保存時の圧縮率の差を可視化し、後から合成された部分を特定 |
| Noise Analysis | 画像のノイズパターンの一貫性を確認し、異物が混じっていないか調べる |
| Metadata | IPTCやExifなどのメタデータを詳細に表示 |
無料で使えて、視覚的に加工箇所が分かりやすいため、初心者にも最適です。
FotoForensics
フォレンジック界隈では老舗のWebサービスです。
主な機能
| ELA解析 | 加工の痕跡を見抜くための標準的なELA解析を提供 |
| Digest/Hash | 画像のハッシュ値を確認し、その画像がネット上の他の画像と同一か(あるいは改変されているか)を照合できる |
シンプルで動作が軽く、URLを入力するだけでネット上の画像をそのまま解析できる点が便利です。
ExifTool (詳細な履歴確認に)
加工したかどうかだけでなく「何のソフトで、いつ保存したか」というメタデータの痕跡を徹底的に洗うなら、このツールが最強です。
主な機能
他のツールでは表示されない隠れたメタデータ(履歴や編集ソフトのバージョンなど)をすべて書き出します。
Adobe PhotoshopやLightroomなどで編集された場合、その編集ステップが残っていることがあり、それを見つけ出せます。
※コマンドラインツールなので少し難易度は高いですが、プロの現場でも標準的に使われる信頼性があります。
JPEGsnoop
JPEGファイルの中身(構造)をバイナリレベルで解析するフリーソフトです。
主な機能
画像が「カメラから直接出力されたもの」か「Photoshopなどで再保存されたもの」かを自動判定します。
※判定結果として、Original (カメラ直出)かEdited (加工済み)かをはっきり表示してくれるため、真偽判定に強いです。
解析するときのポイント
ELA(Error Level Analysis)の見方
解析画面で「一部分だけ白く光っている」場合、そこが後から合成されたり、文字を消したりした跡である可能性が高いです。
ELAの原理
ELAは、JPEG画像の圧縮アーティファクトを分析することで機能します。
非可逆圧縮を使用したJPEG画像では、通常、圧縮による歪みが均一に分布します。画像の一部が編集されると、その領域の圧縮レベルが周囲と異なる可能性があります。
【検出方法】
画像を再圧縮します。
↓
元の画像と再圧縮した画像の差分を可視化します。
↓
差分が大きい領域は、編集された可能性が高いと判断されます。
加工されていない画像では、ELA結果が全体的に均一になります。編集された領域は周囲と異なる圧縮レベルを示し、ELA画像で強調されて表示されます。
※XやInstagramにアップされた画像は、投稿時にシステム側で再圧縮・メタデータ削除が行われるため、加工の痕跡が消えてしまうことが多いです。
まとめ | 簡単に使えるおすすめツール
AI生成かどうかの判定ツール(ジェネレーター特定型)
Hive AI-Generated Image Detection >>
画像加工・編集歴確認ツール(フォレンジック型)







